「メーカー就職したいけどやめとけと言われる。メーカー就職に向いている人を知りたい」と悩んでいませんか?
メーカーは就活生・転職者ともに人気な業界です。
しかしメーカーを目指す場合、自分が向いているかどうか確認しておかないと、入社後にミスマッチが生じてしまうかもしれません。
そこで本記事では、「メーカー就職」について解説します。
僕は2022年卒大学(理系)卒業後、現在はメーカーの技術職として働いています。
この記事を読むことで、あなたがメーカーに向いているかわかりますよ。
最後にメーカーに向いている人(製造ラインに入る場合と入らない場合それぞれ)解説しています。すぐに確認したい人は下記ボタンをクリックしてください。
そもそもメーカーとは
メーカーとは、製造業ともいわれていて、「もの(製品)」を生産・製造する企業のこと。
知名度の高い大手企業も多くあり、就職・転職のどちらでも、人気な業界の一つ。
メーカーにもいろんな種類があります。
- 鉄、ガラス、樹脂、紙など、様々な製品のもととなる素材を作る素材メーカー
- 自動車のエンジン、スマートフォンに不可欠な電子部品など素材を使って、製品の部品を作る部品メーカー
- 素材や部品を加工・組み立てして、消費者の手元に来る製品を作る加工・組み立てメーカー
- 自社で研究・開発・生産し、素材から加工して最終製品にまで、上げる総合メーカー(医薬品メーカーや化粧品メーカーに多い)
などがあります。
自分が志望する企業がどのメーカーに当たるか確認しておきましょう
メーカーは就職先としてとても人気ですが、やめとけと批判的な意見もあります。
そこで次の章では、メーカー就職をやめとけと言われる理由をご紹介します。
メーカーに就職をやめとけと言われる理由
メーカー就職やめとけと言われる理由は以下の通り
メーカーやめとけと言われる理由
- 生活リズムが確立しにくい
- 同じ作業の繰り返し
- 年功序列のメーカーが多い
- 変化がなくやりがいを感じれない可能性がある
- 配属ガチャがある
それぞれ順番に解説していきますね。
生活リズムが確立しにくい
メーカーに就職をやめとけと言われる理由1つ目は「生活リズムが確立しにくい」
交代制勤務に限る話ですが、生活リズムが確立しにくいのもあげられます。
- 夜勤が眠すぎる
- 夜勤後に寝れない
- 寝る時間が固定できない
などなど、交代制だと避けては通れない、生活リズムについての問題が生じます。
そのためメーカー就職はやめとけと言われる理由と考えられます。
上司と話したところ、「夜勤が苦手な人は本当に合わない。食事を吐き出した人もいる」とおっしゃっていました。
同じ作業の繰り返し
メーカーに就職をやめとけと言われる理由2つ目は「同じ作業の繰り返し」
製造ラインに入る人は、基本的に同じ作業を繰り返します。
同じ作業を永遠に繰り返すのが好きならいいですが、飽き性の人は仕事のモチベーションを保つのが大変だと思います。
製造ラインに入る場合、一旦仕事を覚えてしまえば、作業内容的には楽になります。
しかし、そのうち同じ作業の繰り返しが嫌になる可能性があります。
そのため、メーカー就職はやめとけと言われる理由と考えられます。
製造ラインに長く勤める上司は、「楽しみを見つけないとやってられない!」とおっしゃっていました。
年功序列のメーカ―が多い
メーカーに就職をやめとけと言われる理由3つ目は「年功序列のメーカ―が多い」
メーカは創業年数が長い企業も多く、年功序列の人事制度を取っている企業が多いです。
日本の企業は大体年功序列が多いですが、メーカーはその中でも多い部類。
年功序列の傾向がある企業だと、勤続年数が長くなるにつれて、収入が上がりやすくなります。
そのため、昇給の機会が少なく、昇給スピ―ドも早くないです。
変化が少なく、やりがいを感じれない可能性がある
メーカーに就職をやめとけと言われる理由4つ目は「変化が少なく、やりがいを感じれない可能性がある」
メーカーは経営が比較的安定している企業も多いため、収入は安定しやすいです。
しかし、安定しているがゆえに大きな変化があまりありません。
特に製造ラインの現場に入る人は、上記のように感じる可能性があります。
配属ガチャがある
メーカーに就職をやめとけと言われる理由5つ目は「配属ガチャがある」
これはどの会社にでも言えることですが、メーカーは比較的人数が多いです。
人数が多ければ、自分と合わない人がいる可能性が高まります。
製造ラインで働く場合は、交代制を取っている企業も多く、その際グループ分けされます。
同じグループ内に合わない人がいると、働くのが嫌になる可能性もあります。
実際に製造ラインで働いている人と話しましたが「何度もやめようとした」とおっしゃっていました。
その方は、部署異動することで、現在も働き続けています。
多いのは人数だけではありません。製造工場、営業拠点が日本中にあるメーカーもあります。
配属先がド田舎だったなんてこともよくあります。
拠点と人数が多ければ多いほど不確定要素が多くなるということを覚えておきましょう。
次の章では、メーカー就職に向いている人をご紹介したいと思います。
製造ラインに入る場合と、比較的製造ラインに入りにくい大卒・院卒場合で向いている人をご紹介します
メーカー就職に向いている人:製造ラインに入る場合
メーカー就職に向いている人は以下の通り
- コツコツ作業に取り組むのが好きな人
- 体力的に自信がある人
- 同じ作業の繰り返しでも飽きない人
上記のような人が向いていると思います。
手当や福利厚生が充実しているメーカーが多いので、給料面よりも仕事内容が、向いているかどうかに大きく関わってくると思います。
仕事を探す際は、工場求人ナビといったものを利用してみてください!
メーカー就職に向いている人:大卒や院卒の場合
メーカー就職に向いている人は以下の通り
- ものづくりに携わりたい人
- 配属リスクに恐れない人
大卒や院卒の方の話だと、メーカーに向いている人は職種にもよって異なります。
メーカーの技術職であれば、
- 勉強熱心な人
- 集中力がある人
メーカーの営業であれば、
- 製品の勉強をしっかりできる人
- 安定した環境で働きたい人
- BtoBの大きなビジネスに携わりたい人(BtoBメーカーのケースが多い)
上記のような人が向いていると思います。
メーカーに就職活動する際は、下記の志望動機の書き方を参考にしてください。
メーカー就職:まとめ
いかがでしたか?
本記事では、「メーカー就職やめとけと言われる理由と向いている人」をご紹介しました。
最後に記事のおさらいをしましょう。
本記事のおさらい
メーカー就職やめとけと言われる理由
- 生活リズムが確立しにくい
- 同じ作業の繰り返し
- 年功序列のメーカーが多い
- 変化が少なく、やりがいを感じにくい可能性がある
- 配属ガチャがある
上記を参考に、納得のいくキャリア選択をしてください!