就活の軸が大事って聞いた。
どうやって就活の軸を決めたらいいの?
この記事では、「就活の軸の決め方」をわかりやすく解説します。
本記事の通りに就活の軸を決めれば、内定にグッと近づきます
「就活の軸が必要な理由から決め方」まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
就活の軸とは?
「就活の軸」とは、業界・企業・仕事選びにおける自分なりの基準のこと。
就活の軸の例
- これだけは譲れない福利厚生
- 〇〇に関わる仕事
- 人間関係がいい企業
- 若手からチャレンジさせてくれる企業がいい
- 「食」に携わりたい!
上記のように就活の軸は様々。
就活の軸というのは、だれ一人として被ることがありません。
就活の軸は、あなたが大切にしてる価値観や人生の物差しが多く反映されます。
「軸」は、就活だけの話ではありません。
大学受験の際も、あなたなりの大学選びの軸があったはずです。
大学選びの軸
- 東京の大学に行く
- 可愛い子が多い大学を選ぶ
- 〇〇を学べる大学に行く
- とにかく偏差値の高い大学に行く
- 地元から離れて一人暮らしできればOK
上記のように、これまでの進路選択でも「軸」がありましたよね。
就活の軸も同じです。
大学選びの時と同様に、就活を効率よく進めていくために、「就活の軸」が必要になります
次の章では、なぜ就活の軸が必要なのか解説していきます。
就活の軸が必要な理由
まれに「就活の軸なんていらない」という人がいますが、就活の軸は絶対必要です。
就活の軸が必要な理由は以下の2つ。
就活の軸が必要な理由
- 業界・企業選びの基準になるから
- 面接で聞かれるから
それぞれ1つずつ解説していきますね。
業界・企業選びの基準になるから
1つ目の理由は「業界・企業選びの基準になる」から。
世の中には、たくさんの企業があるので、企業1つ選ぶのも大変です。
しかも選んだ企業が必ず受かるわけではありません。
ある程度業界を絞り、その業界の企業を複数受けることが一般的です。
就活の軸がある場合
- 人の生活を支えたい➡水道や電力、ダム、通信施設、道路、鉄道といったインフラ業界
- 食を通じて人々を喜ばせたい➡食品業界
- 業界のシェアNo.1の企業で働きたい➡自動車ならトヨタ、半導体なら東京エレクトロン
上記のように、あなたに「就活の軸」があれば、それにマッチした業界や企業が見えてくるわけです。
就活の軸がしっかりあると、業界選びや企業選びがスムーズに進みます。
逆に就活の軸がないと、効率よく就活はできません。
就活の軸がない場合
- 業界・企業選びに一貫性がなくなる
- 行き当たりばったりで受けることになる
- しっかり業界研究ができない
上記のように「就活の軸がない」と苦労します。
業界選びや企業選びのために、確実に「就活の軸」を決めましょう。
面接で聞かれるから
2つ目の理由は「面接で聞かれる」から。
僕は実際、面接で「あなたの就活の軸は何ですか?」と
聞かれた経験があります。
就活は学生と企業のマッチング。
企業が選考で「就活の軸」を聞く理由は、あなたが企業にマッチしているかどうかの確認するため。
あなたの就活の軸
チャレンジできる環境があること
企業の特徴や社風
若いうちから事業の立ち上げに携われる
上記ようであれば、しっかりマッチしていると、企業側が認識してくれます。
面接を突破しやすく、内定率もグッと高まります。
次から、実際に就活の軸の決め方をみていきましょう。
就活の軸の決め方・作り方
就活の軸の決め方は、以下に示す2つです。
就活の軸の決め方
- 自己分析で就活の軸を決める
- 他己分析で就活の軸を決める
1つずつ解説していきます。
自己分析で就活の軸を決める
1つ目は「自己分析で就活の軸を決める」こと。
自己分析をしっかりすることで、自分の強みや価値観が明確になります。
強みや価値観をもとに、就活の軸を決めていく方法です。
- 強みをもとに就活の軸を決める
- 価値観をもとに就活の軸を決める
具体例をそれぞれ見ていきましょう。
強みをもとに就活の軸を決める具体例
強みが「創造・想像力」の場合
- クリエイティビティが求められる
広告業界 - 課題解決をするコンサルティング
- エンタメ業界
上記のような強みをベースに、就活の軸を決める方法です。
次に価値観をもとに就活の軸を決める具体例を見ていきます。
価値観をもとに就活の軸を決める具体例
大切な価値観「変化」の場合
- 常に変化の激しいIT業界を選ぶ
- 様々な職種を経験できる企業を選ぶ
- ルート営業(すでに取引のある顧客に営業)ではなく新規営業(新しい顧客を開拓)がメインの企業を選ぶ
上記のような価値観をベースに、就活の軸を決める方法です。
このように、自己分析をもとに就活の軸を決めるというやり方があります。
自己分析のやり方については、こちらの記事で解説しました。
読んでいないという方は、ぜひ参考にしてください。
他己分析で就活の軸を決める
2つ目は「他己分析で就活の軸を決める」こと。
自己分析に加えて取り組みたいのが「他己分析」です。
他己分析も、就活の軸を決める際に、とても役立ちます。
他己分析とは、自分以外の第三者にあたたの性格や長所・短所などを分析してもらうこと。
「自分が他人からどう見られているか」を客観的な意見をもとに把握することができます。
自己分析と併せておこなうことで、自己分析では気付かなかった自分の意外な一面を認識できるはず。
他己分析で聞くこと
- 自分がどういう時に楽しそうか
- どんな時にモチベーションが高いか
- 何が他の人より優れているか
- 第一印象と今のギャップ
上記のようなことを、友だちや先輩・後輩、母親や父親に聞いてみてください。
他己分析により、自分が大切にするべき軸が見えてきます。
他己分析から軸を見つけるステップ
- 「難しい問題を解こうとしている時が楽しそう」といわれる
- 「課題解決するコンサルティング業界」を軸にする
といった流れ。
他己分析は就活の軸を作る以外でも役に立つので、この機会にやっておきましょう!
最後の章では、就活の軸の例をご紹介します。
就活の軸の具体例
前章では、就活の軸の決め方をご紹介しました。
実際にどのようなものがあるかみていきましょう。
就活の軸の具体例
- 人と関わる仕事がしたい
- 生活になくてはならない仕事をしたい
- 海外で活躍したい
- 大学で学んだ知識を活かしたい
- 地域貢献できる業界にしたい
- 大きな事業に携わりたい
- スキルを伸ばせる業界で働きたい
- 人を笑顔にしたい
- 成果主義の会社で働きたい
- 仕事とプライベート両立可能な業界
- 風通しのいい企業で働きたい
上記のように業界・企業・仕事内容まで、いろんな視点から就活の軸は決めることができます。
おすすめの方法は
「業界の軸➡企業選びの軸➡仕事内容の軸」
上記のような流れで就活の軸を決めるのが効率的です。
就活の軸を決めて、効率よく就活しよう
いかがでしたか?
この記事では、「就活の軸を決める理由から決め方」までご紹介しました。
最後に内容のおさらいをしましょう。
記事のまとめ
就活の軸を決めることは
- 業界・企業選びの基準になる
- 面接対策になる
- 就活の軸は「自己分析」と「他己分析」を利用して決める
- 就活の軸があると、内定にグッと近づく!
確実に内定を勝ち取るために、就活の軸を決めましょう!
就活の軸を決めた後は、志望業界を絞ります。
こちらの記事をご覧ください。