ホワイト企業で働きたい。
ホワイト企業が多い業界はどこなの?
この記事では、ホワイト企業の多い業界を3つ解説していきます。
できることならホワイト企業に就職したいですよね。
「ホワイト業界の特徴」もわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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ホワイト業界の特徴
ホワイト業界になりやすい特徴は以下の通り
ホワイト業界の特徴
- 新規参入しづらい
- 景気に左右されにくい
- 労働集約型でない
それぞれ一つずつ解説していきます。
ホワイト業界特徴1:新規参入しづらい
新規参入しづらいとは、「新しい企業が業界に入りにくい(生まれにくい)」ということ。
それにより競合他社が生まれないことになります。
競合他社とは、わかりやすくいうと「敵(競合の関係にある会社)」のことです。
競合他社が生まれないので、価格競争をしなくてよく、高い利益率を出すことができます。
逆に競合他社が生まれやすい場合
牛丼チェーンを例にとる
- すき家、吉野家、松屋などでは牛丼の価格競争が起きる
- 価格競争により利益率が低くなる
新規参入しづらいので、少数の企業の寡占市場になり業界が安定しているということになります。
ホワイト業界特徴2:景気に左右されにくい
景気に左右されにくいものは、「生きていて必ず必要なもの、社会に必要不可欠なもの」です。
景気に左右されにくいもの
- 水道
- ガス
- 鉄道
景気に左右されにくいものを提供している業界は、ホワイト業界になりやすい傾向にあります
ホワイト業界特徴3:労働集約型でない
労働集約型とは「人間の労働力によって、収益をまかなっていること」
人間が動くことで稼ぐというスタンスです。
労働集約型の代表的なものは、「サービス業」などですね。
労働集約型の場合
- 多くの労働力が必要
- 労働者の賃金が低くなる
- 人手不足
- 長時間労働
労働集約型でない場合は、ノルマがなかったり、安定して需要があるといった観点から、ホワイト業界になりやすい傾向にあります。
ホワイト業界3選【文系にオススメあり】
ホワイト企業の多い業界は以下の通り
ホワイト業界3選
- インフラ業界
- 化学業界(文系にオススメ)
- 食品業界
それでは1つずつ解説していきますね。
ホワイト業界1:インフラ業界
1つ目はインフラ業界です。
インフラとは「日々の生活を支える基盤」のこと
鉄道、電力、ガス、水道、通信などがそれにあたります。
ホワイトになりやすい理由
- 生活に必要不可欠であるので、景気に左右されにくい
- 元々国が運営していたので、参入障壁が高い
- 安定的な収益が見込める
上記のような理由からホワイト業界になりやすい傾向があります。
とにかくホワイト企業に就職したいという人は、インフラ業界をチェックしてみてください
ホワイト業界2:化学業界
2つ目は化学業界です。
主に化学メーカーはホワイトな傾向があります。
化学メーカーとは、「化学変化を応用した商品を製造販売する企業」のこと
たとえば、化学肥料、プラスチック製品、石鹸、化粧品といったものが製品になります。
ホワイトになりやすい理由
- 参入障壁が高い
化学業界では、新製品を製造するのに莫大な費用が掛かります。
高い技術力や高額な設備投資といったものが求められるので、新しい企業が誕生しにくいです。
参入障壁が高い
- 競合が出ない
- 価格競争にならない
- 利益率高い
- 給料も高くなる傾向
上記のような流れで、比較的ホワイトになりやすくなります。
また、新商品が頻繁に出ないので、主にルート営業(既に取引のある企業とのやり取り)がメインになります。
新規開拓の営業とは違く、比較的楽とも言われています。
文系で営業職を希望の学生は、化学業界をチェックしてみてください
ホワイト業界3:食品業界
3つ目は食品業界です。
主に食品メーカーはホワイトな傾向があります。
ホワイトになりやすい理由
- 景気に左右されにくい
- 参入障壁が高い
生きていくうえで「食」は不可欠なので、食品業界は景気に左右されにくいです。
また、食品の生産ではやることが多いので、参入障壁が高い特徴があります。
食品の生産でやること
- 工場建てる
- 商品開発
- 人員も確保
- 売る場所(販路)も開拓
上記のようにたくさんやることがあります。
それによって、ベンチャー企業も誕生しにくい業界となっています。
注意点として、食品業界は「倍率が超高い」です。
2016年の四季報を参考にすると「明治」の2750倍というとんでもない数値がありました。
食品業界(食品メーカー)は、学生にとって身近×ホワイトなイメージによって、人気が集まる傾向があります。
食品メーカーの選考を受ける際は、対策をしっかりしましょう
ホワイト業界の特徴を理解し、ホワイト企業に就職しよう
いかがでしたか?
この記事では、「ホワイト業界の特徴とホワイト業界を3つ」をご紹介しました。
最後に内容のおさらいをしましょう。
本記事のおさらい
ホワイト業界の特徴
- 新規参入しづらい
- 景気に左右されにくい
- 労働集約型でない
ホワイト業界3選
- インフラ業界
- 化学業界
- 食品業界
ホワイト業界を探す際は、「新しい企業が、新規参入しづらいか」重視してみるのがオススメです。
ベンチャー企業の割合がどのくらいあるのかといったことを見てみのもいいですね。
今回紹介した、業界はあくまで「ホワイトになりやすい業界」です。
この業界にある企業が全て、ホワイト企業であるわけではありません。
しっかり企業研究をしてホワイト企業であるか見極めましょう。