「就活の軸の答え方がわからない。面接での答え方を知りたい」と悩んでいませんか?
いきなり「就活の軸は何ですか?」と聞かれても困りますよね。
しかし、しっかりとした就活の軸を用意しておかないと、面接に落ち続けてしれません。
そこで本記事では、「就活の軸が聞かれる理由」と「就活の軸の答え方」をご紹介します。
僕は2022卒理系で実際に最近まで就活を行っていました。現在はメーカーの技術系として働いています。
この記事を読むことで、簡単に就活の軸が作れると思います。
ぜひ参考にしてください。
就活の軸とは?
「就活の軸」とは、業界・企業・仕事選びにおける自分なりの基準のこと。
就活の軸の例
- これだけは譲れない福利厚生
- 〇〇に関わる仕事
- 人間関係がいい企業
- 若手からチャレンジさせてくれる企業がいい
- 「食」に携わりたい!
上記のように就活の軸は様々。
就活の軸というのは、だれ一人として被ることがありません。
就活の軸は、あなたが大切にしてる価値観や人生の物差しが多く反映されます。
「軸」は、就活だけの話ではありません。
大学受験の際も、あなたなりの大学選びの軸があったはずです。
大学選びの軸
- 東京の大学に行く
- 可愛い子が多い大学を選ぶ
- 〇〇を学べる大学に行く
- とにかく偏差値の高い大学に行く
- 地元から離れて一人暮らしできればOK
上記のように、これまでの進路選択でも「軸」がありましたよね。
就活の軸も同じです。
大学選びの時と同様に、就活を効率よく進めていくために、「就活の軸」が必要になります
次の章では、就活の軸が面接で聞かれる理由を解説していきます。
就活の軸が面接で聞かれる理由
就活の軸は面接でよく聞かれる内容です。
実際僕も就活をしていたころ、面接で就活の軸について聞かれました。
ここで、就活の軸が聞かれる理由を理解しておきましょう。
就活の軸が面接で聞かれる理由は以下の通り
就活の軸が聞かれる理由
- 価値観が自社とマッチしているか
- 志望度が高いか
それぞれ順番に解説していきます。
価値観が自社とマッチしているか
就活の軸が面接で聞かれる理由1つ目は「価値観が自社とマッチしているか」確認するためです。
就活は、企業と学生のマッチングと言われるぐらい、企業側も自社の求める人材に合った学生を採用したいと考えています。
どんなに優れている学生だとしても、自社の価値観とマッチしていなければ採用はしません。
なぜなら自社に合っていない人を採用すると、早期退職のリスクがあるから。
人材採用には多くの時間とコストがかかります。
リクルートが運営する就職みらい研究所の就職白書2020によると、
2020年の新卒採用における1人あたりの平均採用コストは93.6万円です。
たくさんの費用をかけて採用した人材が、早期退職されては企業側としては困ります。
そのために、就活の軸を聞くのです。
志望度が高いか
就活の軸が面接で聞かれる理由2つ目は「志望度が高いか」確認するためです。
企業としては、志望度が高い学生を採用したいと考えています。
就活生の中には「とりあえずエントリー」「なんとなく応募」といった人もいます。
そのような人は、どうしてその会社を選んだのかという就活の軸を答えられません.
採用担当者は就活の軸を聞くことで、志望度の高い学生を絞り込んでいます。
面接で就活の軸を答える際は上記2つの理由を参考に答える必要があります。
就活の軸の答え方を作るポイント・ステップ
面接で就活の軸は聞かれることが多いので、予め用意しておくのがいいです。
ステップ1:会社について調べる
- どんな人材を求めているか
- どんな社風・企業文化
- どんな働き方
- どんなサービス・事業内容
上記のようなことを調べましょう。
ステップ2:会社と自分を照らし合わせて、就活の軸を作る
企業研究をしたら、面接解答用に企業と自分を照らし合わせて就活の軸を作りましょう。
職種ベースか、業界ベースといった項目で見ていくのがいいです。
例えば、
- IT業界なら新しい技術・サービスに携わりたい
- 食品業界なら人々の健康を支えたい
- 営業職なら人と多くコミュニケーションを取る仕事がしたい
上記のように、就活の軸が会社(ステップ1で調べたこと)とマッチしているようにしましょう。
この時就活の軸は志望動機よりも抽象度を上げておくほうがいいです。
次の章で就活の軸の答え方を具体的にみていきましょう
面接での「就活の軸」の答え方
就活の軸の答え方は、以下のようにしましょう。
- 結論
- その軸に至ったエピソードを伝える
- 会社にマッチしていることを伝える(なぜその会社を選んだのか伝える)
例文をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
就活の軸の答え方の例文
例文1つ目
私の就活の軸は「スキルを身に付けられる環境で働くこと」です。
父がフリーランスということもあり、自信のスキルを磨くことの大切さを実感しています。また「学ぶことが好き」なので、社会人になっても勉強し続けようと考えています。
高度な○○技術を持ち、様々な業界で評価されている御社で、エンジニアとして日々スキルを磨きながら、業務に取り組みたいと考えています。
例文2つ目
私の就活の軸は「自分の行動や努力が数字で現れる環境で働くこと」です。
大学時代のアパレルバイトの経験から、相手のニーズを適切に引き出し、求めている商品を提案する力が身に付きました。しかし私自身の力ではなく商品の力で売れることもありました。
そのため自分の提案力・営業力がそのまま数字に反映される法人向けの無形商材を扱う御社の営業職に挑戦したいと考えています。
企業研究をしっかりして、就活の軸の答え方をマスターしよう
いかがでしたか?
本記事では、「就活の軸の答え方」について解説してきました。
最後に記事のおさらいをしましょう。
本記事のおさらい
就活の軸は会社と学生のマッチ度を確かめるために聞かれる
就活の軸の答え方
- 結論
- 軸に至った経緯・エピソード
- 会社にマッチしていることを伝える
上記を参考に面接で就活の軸を答えてください!