「優良企業の探し方を知りたい。穴場の優良企業を知りたい」と悩んでいませんか?
就活を始めると、企業が多すぎて企業探しに苦労します。
どうせ就活するなら、働きやすい企業に就職したいですよね。
また自分に合った企業を探すにはどうしたらいいか不安な就活生もいるかと思います。
僕は2022卒理系で実際に最近まで就活を行っていました。現在はメーカーの理系職で働いています。
そこで2023年、2024年卒就活生のために、「優良企業の探し方」について、最近まで就活を行っていた僕の視点から解説します。
この記事を読むことで、就活生が知らない優良企業の探し方がわかると思います。
ぜひ参考にしてください。
そもそも優良企業とは
優良企業の定義は人それぞれで、明確には決まっていません。
優良の意味は、他のものよりすぐれていること。またその様子のことを指します。
主に優良企業とは下記の3つの視点から見て優良とされている企業のこと。
- ユーザー(顧客・消費者)目線
製品やサービスが優れているか。信頼できるか。利用しやすい等
- 株主目線
事業の安定性がある、投資の価値がある、売り上げがいい等
- 社員目線
働きやすい環境、残業が少ない、離職率が低い等
就職・転職において、優良企業とは3つ目の「社員にとって優良企業」であるかということ。
なので、一般的には優良企業はホワイト企業なんても言われたりします。
優良企業の定義は人それぞれであるので、就活生は「自分にとって優良企業とはなにか」を明確にしておく必要があります。
次の章では、就活生がよくある優良企業の基準・特徴について解説します。
就活生にとっての一般的な優良企業の基準・特徴5選
ここでは、先ほど述べた優良企業の定義のうち、社員にとっての優良企業という視点で解説します。
就活生にとっての一般的な優良企業の基準・特徴は以下の通り
- 年収・給料が高い
- 離職率・3年後離職率が低値
- 福利厚生が充実
- 残業時間が少ない
- 有給休暇取得率が高い
それぞれ順番に解説していきます。
年収・給料が高い
優良企業の基準・特徴1つ目は「年収・給料が高い」こと。
働く上で給料はとても大切です。
多くの人にとって給料が高ければ、優良企業といえるでしょう。
こちらの国税庁の調査によると、平均給与は461万円です。平均年齢は42.9歳
上記の数字を基準として考えるのがいいかもしれません。
離職率・3年後離職率が低い
優良企業の基準・特徴2つ目は「離職率が低い」こと。
どんなに給料が良くても、すぐにでも辞めたくなる会社では困りますよね。
離職率が低いことも、優良企業の基準といえるでしょう。
厚生労働省の「職業安定業務統計」によると、平成29年3月卒業者の新卒の3年以内の離職率は32.8%です。
企業の規模によっても、変わってきますが、これは1つの指標として見るべきです。
3年後離職率が10%以下であれば、低いといえると思います。
1つの目安として利用してみてください。
福利厚生が充実
優良企業の基準・特徴3つ目は「福利厚生」こと。
ここでの福利厚生とは、企業が独自に制定している福利厚生のこと
たとえば
- 社員食堂
- 家族手当
- 住宅手当
- 育児手当
- 資格取得手当
といったものがあります。
福利厚生は、従業員の経済的支援とモチベーションを高めることが目的です。
福利厚生を充実しているということは、社員にとっての優良企業の基準といえるでしょう。
残業時間が少ない
優良企業の基準・特徴4つ目は「残業時間が少ない」こと。
残業時間が少なければ、仕事以外のプライベートも充実させやすくなります。
どんなに給料が良くても、残業だらけで自分の時間を取れなければ意味がありません。
残業時間が少ないかは、優良企業の基準といえるでしょう。
口コミや就職四季報などで、残業時間についてしっかり調べましょう。
有給休暇取得率が高い
優良企業の基準・特徴5つ目は「有給休暇取得率が高い」こと。
有給取得率とは、「従業員が有給を付与された日数に対してどれだけ取得しているか」の割合のこと。
有給休暇は付与されても、使用できなければ意味がありません。
厚生労働省の「令和2年就労条件総合調査の概況 P6」によると、日本の平均有給取得率は「56.3%」
70%を超えてくれば、優良企業といえるでしょう。
就活での優良企業の探し方9選!
就活での優良企業の探し方は以下の通り
優良企業の探し方
- 逆求人サイト
- 新卒就活エージェント
- 口コミサイト
- 就職四季報
- 大手以外ナビサイト
- 大学のキャリアセンター
- 大手企業の取引先を見る
- 友人や知人に紹介してもらう
それぞれ順番に解説していきます。
スカウト型・逆求人サイト
優良企業の探し方1つ目は「スカウト型・逆求人サイトを使う」
逆求人サイトとは、企業から直接声がかかる(スカウトが来る)サービス
登録しておくだけで、自分が知らなかった優良企業に出会える可能性があります。
逆求人サイトを使うことで、
- 知らない優良企業に出会える
- 企業を探す手間がない
- 登録するだけでOK
などなど多くのメリットを享受できます。
まだ使っていない人は速攻登録しましょう。
登録するだけでスカウトがくるので、逆求人サイトを利用していない人は、今すぐ登録しましょう。
まず絶対入れるべきはOfferBoxです。
就活生の3人に1人が利用していて、大企業も多く紹介してもらえます。
その他におすすめの逆求人サイトを知りたい人はコチラの記事をご覧ください!
新卒就活エージェントに紹介してもらう
優良企業の探し方2つ目は「新卒就活エージェントに紹介してもらう」
新卒就活エージェントとは、就活生の企業選びから内定獲得まで就活をトータルでサポートしてくれるサービス
専属の就活アドバイザーがつき、あなたの希望に沿った優良企業を紹介してくれます。
新卒就活エージェントを使うことで、
- 自分に合った優良企業に出会える
- 選考対策もできる
- 最短2週間で内定獲得
といったようなメリットがあります。
新卒就活エージェントは、独自の非公開求人を持っていたりするので、自分では見つけることができない優良企業に出会える可能性が高いです。
おすすめの就活エージェントは最短2週間で内定が取れるキャリアチケット
利用者の満足度も高く、就活生の5人に1人が利用しています。
就活エージェントは複数利用することが大切です。
そのほかのおすすめの就活エージェントはこちらでまとめています。
口コミサイト
優良企業の探し方3つ目は「口コミサイト」
口コミサイトを利用することで、リアルな情報を入手できます。
採用ホームページでは基本良いことしか書かれていませんが、口コミサイトは実際に働いていた人が記入するので、正確な情報が入手できます。
口コミサイトを利用することで、
- 実際に働いていた人の正しい情報
- マイナス意見・プラスの意見どちらも見れる
- 働くリアルをイメージできる
といったメリットがあります
おすすめの口コミサイトOpenWorkです
就職四季報
優良企業の探し方4つ目は「就職四季報」です。
就職四季報とは、企業の年収や残業時間といったことが網羅的に掲載されている本
隠れ優良企業に出会いたいというひとは、総合版だけでなく、就職四季報の優良・中小企業版も利用するのがおすすめです。
パラパラめくるだけでも楽しいので、ぜひ優良企業探しに1冊手に入れておきましょう。
大手ナビサイト以外のナビサイトを使う
優良企業の探し方5つ目は「大手ナビサイト以外のナビサイトを使う」
多くの就活生がマイナビやリクナビといった大手のナビサイトを利用しています。
しかし中小企業に特化しているサイトや、地元に根付いた優良企業を取り扱っているナビサイトもあります。
などなど
成長性のある優良企業・穴場の優良企業が掲載されていたりすることは多々あります。
マイナビやリクナビといった大手ナビサイト以外も積極的に活用しましょう。
大学のキャリアセンター
優良企業の探し方つ目は「大学のキャリアセンター」
大学のキャリアセンターは、案外見落としがちですが優良企業を探す際にとても便利です。
基本的に大学のキャリアセンターには、地元企業の求人がきたり、採用意欲が高い優良企業がきます。
さらに大学のキャリアセンターでは、
- ESの添削
- 面接対策
- 企業研究セミナー
などなど、就活全般の支援もしてくれます。
地元で就職したいと考えてる人は、積極的に活用しましょう。
大手企業の取引先を見る
優良企業の探し方つ目は「大手企業の取引先を見る」
これは主にB to B企業で優良企業を探す際に使えます。
- 大手企業のホームページを見る
- 取引先企業欄を見る
- 掲載企業をホームページで調べる
上記のような流れ
知名度が低いものの実績があり、社員が働きやすい環境が整っているB to B企業はたくさん存在します。
友人や知人に紹介してもらう
優良企業の探し方つ目は「友人や知人に紹介してもらう」
友人や知人に紹介してもらうことで
- ブラック企業を紹介されにくい
- 選考に進みやすい
- 地域に根差した地元の優良企業を紹介してもらえる
といったメリットがあります。
友人や知り合いにブラック企業の入社を進める人はいませんよね?
そういった点からも、おすすめの優良企業探し方の一つと言えます。
特に地元の優良企業に就職したい就活生にはおすすめです。
地元に戻る。地元で働きたいという人はぜひ一度友人や知人に相談してみましょう。
まとめ:就活サービスを利用し自分に合った企業を探そう
いかがでしたか?
本記事では、「就活における企業の探し方」について解説してきました。
最後に記事のおさらいをしましょう。
本記事のおさらい
就活での優良企業の探し方
- 逆求人サイト
- 新卒就活エージェント
- 口コミサイト
- 就職四季報
- 大手以外ナビサイト
- 大学のキャリアセンター
- 大手企業の取引先を見る
- 友人や知人に紹介してもらう
上記を参考に自分に合った優良企業をさがしてください!